健康の雫〜最後の一滴までのみほせるラーメン〜

今回、このレシピを考案した理由は、健康リスクを減らし、栄養満点のラーメンを食べたい、躊躇なくスープまで飲み干したいという欲求と、残食料をすこしでも減らせるラーメンがあればと思ったからです。
「スープを飲んで健康に」をテーマにラーメン作りをしてみました。



あらゆる栄養をしっかりとるための3つのポイント

Soups

①からだづくりに欠かせない肉や魚、卵、大豆などのたんぱく質をしっかりとる
②からだを整えるビタミン、ミネラル、食物繊維をとる
③消化・吸収を助ける旨味の効いた汁物をとる

汁物のすごさ
①野菜は茹でることで量が減るので一度にたくさんとることができる
②溶け込んだ栄養素を逃すことなく丸ごとからだにとり入れることができる
③出汁に含まれる旨味成分(アミノ酸)で食欲増進、消化・吸収サポートができる


このレシピの栄養面について動画で解説!

このレシピの栄養成分について霊夢さんに解説してもらいます!それではどうぞ!



また、こちらが栄養価計算の結果です。

518kcal 炭水化物153.7g 脂質90.9g タンパク質148g


材料

昆布          5g
干し椎茸        5g
ミネラルウォータ  1000cc
手羽元        700g
にんじん        1本
じゃがいも       1個
玉ねぎ         1個
にんにく        5片

かえし
薄口醤油       25cc
濃口醤油       25cc
みりん        15cc
砂糖          5g




作り方

①昆布だしを入れたスープの中にだしこしパックに入れた若鶏の手羽元を置きます。  
②手羽元を圧力鍋に2時間煮込みます  
③2時間後手羽元を取り出し、だしこしパックに入った 人参・ジャガイモ・玉ねぎ・にん にくを入れます   
④圧力鍋で1時間煮込みます。  
⑤この間先程取り出した手羽元の肉の部分を取り出します。  
⑥1時間後パックに入った野菜と手羽元の肉の部分をスープに入れます。  
⑦ブレンダーで野菜と手羽元の形がなくなるまで混ぜ砕きます。  
⑧その中に薄口醤油75cc、濃口醤油75cc、みりん15cc、砂糖5g
を入れて弱火で数分煮たらスープの完成です。

感想

スープの種類や具材に何を使うかによって、カロリーや栄養成分が 大きく変わるのがラーメンの特徴ですが、 言い換えれば、食材次第で健康リスクを変えられるということがわかりました。

ラーメン作りを終えての感想

people
料理は改めて大変だなと思いました。食材、料理を作ってくれた人のことを考え、
残さず食べることは大切だと感じました。
味は美味しくできました!つけ麺のような、スープを「食べる」ラーメンと言った感じ。
栄養面を考え、野菜にじゃが芋を入れましたが、ざらざらした食感が気になりました…
人参も甘いので、洋食のような味になりました。
じゃが芋をやめ、生姜をプラスして辛味と体を温める効果を加えても良いのではと思いました。
まだ、私たちのレシピの改善点は沢山ありそうです…
個人的に、野菜をブレンダーで混ぜ砕くことで、残食料を減らし、
スープと一緒に栄養価をあげる点は良かったと思います。
もう少し、さらさらのスープにするため、豆乳でのばすのも大豆がとれて良さそうです。
最後にアドバイス。煮込むときスープが蒸発してしまうので、出汁は多めに作った方が良いですね。
より良いレシピを提供できるようにまた考えてみます!!(by Sasaki)



他の方の感想

people
今までのラーメンとは違い新しさを感じた。
スープだけでも飲める、お年寄りにも安心して食べられると思う。
普通のラーメンだと食べた後にスープを捨てるが、
今回のラーメンはスープも全部食べた。
あっさりしていて、体に良さそう。(男性)




これなら1週間ラーメン生活でも大丈夫?!栄養たっぷりのアレンジレシピ7選

ここからは、レシピ考案中に出会った健康リスクを 減らしながらラーメンを食べるためのレシピを紹介します。 どれも美味しそうです。作ってみたくなるレシピがたくさんあるので 挑戦したいと思います、でき次第おってアップします。


次に、私たちが寮食で行った活動(これらのレシピを寮食で実現すること)で学んだことについて解説していきます。